- 口臭が強い
- ご飯を食べなくなった
- よだれが多く、血液が混じっている
- 歯石や口内炎などが確認できる
- 歯がぐらついている…など
飼っているワンちゃん、ネコちゃんに心当たりのある症状はありませんか?
もしかしたらそれは歯周病かもしれません!
犬・猫の歯周病・口腔内の疾患について
犬・猫も歯周病になる
3歳以上のワンちゃん・ネコちゃんには、口腔内になんらかの異常があると言われています。歯周病で口臭がひどくなり、状態が進行すると歯茎が退縮、腐敗する恐れがあり大変危険です。また、歯が抜け落ち食事ができなくなるだけではなく、心臓や肝臓、腎臓へ口内の細菌が流れ込み、重度の疾患を併発させる場合もあります。
お口の中の主な汚れや症状
ワンちゃん・ネコちゃんの口の中には、食べカスや唾液由来のタンパク質、細胞の残骸、脂質などが多く残っています。それらが口内で細菌とともに変化することで歯垢や歯石となり、さらには強い口臭を引き起こしています。また、歯垢・歯石が歯・口内に付着している期間が長いと、人間同様歯肉炎や歯周病になり、食べ物が食べられなくなってしまう危険性があります。
犬・猫の主な口腔疾患
- 口唇炎
- 痛みや痒みをともなう病気です。口内にケガをしたり傷ができた際、患部に細菌が入り込み、炎症が起きます。
- 口内炎
- 口腔内の粘膜に炎症が起きる病気です。口内を傷つけたり、ビタミン不足、ヤケド、ウィルス感染などが原因です。
- 根尖周囲膿瘍
- 歯の根っこに細菌が入り込み膿瘍ができます。激しく痛がっている、発熱、よだれ、顔が腫れているなど症状ができます。
- エナメル質の形成不全
- 歯の表面のエナメル質が脆くなってしまう病気です。ジステンバーや栄養障害、物理的外傷などにより起こり、歯の表面が変色したり、知覚過敏になる危険があります。
- 破歯細胞性吸収病巣
- 歯を根本から溶かしてしまう猫特有の病気です。乳歯から永久歯に生え変わる際に細胞が異常な働きをし、必要な歯を自ら溶かしていまいます。
予防歯科について
予防歯科は口内に異常が出る前に、あらかじめ対策をとっておく治療法です。口内疾患の多くは歯垢や歯石などによって引き起こされることが多いので、ホームケアに加えて医院での口内清掃などを受けていただくことをおすすめします。当院では歯肉縁上の歯石を取りきるだけではなく、口腔内の検査や歯肉縁下の歯垢・歯石除去、歯面研磨なども実施しています。
犬・猫の口腔環境を良くするためには
ワンちゃん・ネコちゃんの口腔環境を改善させるためには、人間と同じように、医院と連携してケアをしていくことが大切です。
ご自宅でのホームケアと、医院でのプロフェッショナルケアを組み合わせていきましょう。
ホームケア
食後に歯ブラシやガーゼ、スポンジなどで動物用歯磨き剤を使用して歯磨きをしましょう。それぞれのワンちゃん・ネコちゃんにあったホームケア方法を、受診の際に詳しくお伝えしております。
※歯磨きが難しいワンちゃん・ネコちゃんには、フードやサプリメントを見直し、歯垢・歯石の付着を軽減させます。


